海洋天堂

8月1日の映画の日は「海洋天堂」をシネスイッチ銀座にて鑑賞。

自閉症の息子と二人で暮らす父。
癌で余命わずかと告知される。
一人で残される息子はどうなる?
20歳を超えた息子を受け入れてくれる施設探しに奔走し、
身の回りのことを自分で出来るように一つ一つ教え込む忍耐の日々がスタート。
朝ごはんの卵の茹で方、バスの乗り降りの仕方、着替えの仕方、モップがけ・生理整頓の仕方・・・
お父さん、自分の人生が終焉を迎えることに悲嘆する時間はまるでなし。
ひたすら息子の今後のことだけに必死。
そんな親子二人の最後の日々が淡々と流れているだけなのだけれど・・・なんともぐっときます。

父の死後、教えられた事を丁寧にきちんとこなす息子の姿を映すラストの数10分のシーンが
しみじみと胸にくるのです。

「平凡にして偉大な親たちへ。」って本当にこの言葉どおり、子を思う親心は偉大なもの。
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ジェットリー(父)はナイナイ岡村君に、息子くんは国分太一君にかぶると思った。
アジアの映画見てると必ず誰かしらに似てる人一人はいる気がする。それも好きな理由の一つ。


それにしても夜息子の衣類に名札を縫い付けている父ジェットリーの姿が切なすぎて困った。

「お父さん」風の中年世代の男性が背中を丸めてボタン付けとかやってるのを
見るとなぜだか無性に胸が痛くなるのはなぜだろう。若い人なら何とも思わないんだけど。
むしろ「この人素晴らしい!」と思うんだけど。

偉そうに言ってるが「お姉ちゃんちょっと何これー!ひどいんじゃないの。これかがり縫いのつもりー?」
と母に呆れられる私の姿も傍からみたら別の意味で充分痛いだろう。
(表からガタガタの縫い目ばっちり判別可。糸と生地の色が微妙にちぐはぐなケースも多々あり。)
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by morningsun71 | 2011-08-05 00:30 | 日常


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