最近の読書ノート

久しぶりの読書日記。

(そういや、2013年の読書ランキング TOP10未だ記録してなかった・・・)

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①謎解きはディナーの後で3(東川篤哉)

頭使わずにさくさく読める軽さが楽しい。
風祭の今後がどうなるのか。どうでもいいようで気になってきっと今後も買ってしまうシリーズ。

②ようこそ、わが家へ(池井戸潤)

ホームでのトラブルがきっかけで嫌がらせが始まったストーカー事件。
誰にでも起こり得る出来事なだけに冒頭から目が離せない。
駅から尾行される場面では、気味悪すぎて思わず悲鳴あげそうになったっつーのー!
昔、電車の中で(被害者でもないのに)痴漢とやりあったことがあったけど、
今思うとよくあんなこと出来たもんだと、背筋が寒くなった・・・。

さらには主人公が職場で架空取引による不正に気づき告発に動き出したことから
社内でも窮地に立たされてゆく。
気が滅入る展開ではあるが、家族が結束してピンチを乗り越えてゆくところが救い。
世間では冴えないおじさんとされていても、正しい道を地道に歩む人をサポートする人は必ずいる。

③ I am Malala ( Malala Yousafzai )

自分はタリバンに撃たれた少女、ではなく、「女性にとっての教育の権利のために立ち上がった少女」として認知されたいという言葉。
平和と女性の権利を求めて声を上げ暗殺されてきた政治家達の使命を自分が引き継ぐのだという強い自負・意思が感じられた。
10代にしてこの志の高さ。
娘を危険にさらしたという批判を真っ向から受けとめつつ
彼女の勇気ある行動を導きサポートし続けたご両親にも敬服。

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④美雪晴れ(みをつくし料理帖シリーズ 第9弾)高田郁

「初めて一柳を訪れ、生麩を苦にした時に思ったのは、この店が何者からも侵されず持ち上げられず、ただ静かに在る、ということだった。
料理番付というお祭り騒ぎの土俵には立たず、己が道を究めるというありようが一柳を一柳たらしめているのだ。」(p.205)


人とのつながりが、澪と野江の未来を近づけていく。
ようやく見え始めた明るい兆しが嬉しいよ。
叉次ファンとしては、又次2的新キャラ(政吉)の登場も大変喜ばしい。
このシリーズもあと残り1冊で終わりかー。最終巻は今年の8月刊行予定。忘れないようにしないと。
たとえ忘れてても、間違いなくみをつくし宣伝部長から連絡が入るだろうから心配してないけど。笑。


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⑤大聖堂(上・中・下)ケン・フォレット

世界的ベストセラーの(池田)大作。
上中下巻、3冊合わせて本編だけで1804ページ。長い!!
そのボリュームに一瞬おののくほど長いまさる。
いやー。うちの父が「最近は長編を読む気力なくなっちゃったんだよなー。年のせいだなー。」と
ぼやいてたので、今のうちにがっつりボリュームのあるもんを読んどくのも大事なのね。
と挑んでみたのです。普段なら興味持たない分野なんだけれども、
かれこれ5年くらい前にAさんが激しくオススメしてくれたなーと思い出して。

無政府状態の12世紀の英国。
世紀をかけた大聖堂建築を通して繰り広げられる人間ドラマ。
国の統制が崩れた乱世を舞台に教会や貴族の内部抗争・権力争いが30年に渡って描かれる。
悪役はとことん悪く、悪魔の化身みたいな奴らだし、
正義の人々には繰り返し苦難や嫌がらせが押し寄せる展開でジリジリさせられながら
下巻まで引っ張るわけだけれども、
最後は勧善懲悪の形で終結したのがよかった。(国は変わっても)時代劇はこうでなくっちゃ!
読み応えあって、読了後はどっぷり達成感に浸れる。

(1つ疑問:ピーターとかウィリアムとか、重要な登場人物と名前がかぶる家来・悪役が突然登場してちょい混乱しちゃったんだけど、なんでわざわざ同じ名前にするんだろう?)
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by morningsun71 | 2014-03-21 22:04 | 読書


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